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「査定・差別昇給」制度は撤回しかない 11・6県教委交渉報告

「査定・差別昇給」制度は撤回しかない
県教委 あくまでも制度導入に固執し、交渉継続へ


 本日、「査定・差別昇給」制度の撤回を求め、3回目の動員交渉が高教組から18名を含む約40名
の参加で行われました。
 午後4時に始まった交渉は午後6時15分まで2時間以上にわたって行われました。
 高教組、宮教組は、教職員課長に対し、公平・公正・客観性が担保されない「新しい昇給制度」は、学校や教育を破壊すると導入の撤回を強く要求しました。これに対し、教職員課長は「給与制度が改革された」ことを唯一の理由として、同じ内容の説明を繰り返し、交渉団からは「説明になっていない!教職員課長の職責を果たせ!と最後まで怒りの声がやむことはありませんでした。
 最終的に、両教組は交渉継続を要求。県教委も受け入れ、午後6時15分に終了となりました。

高教組委員長:
学校が混乱するだけの制度は絶対に導入するな!


高教組委員長:
 教職員課長は、「学校は一人ひとりの教員の力で成り立っている、教員が、自主的に、人間味豊かに、子どもたちの前で明るく仕事ができるようにしていくのが教職員課の仕事だ」と、この間の交渉で言い続けてきたことは重要である。一人の優秀な教員だけでは学校は成り立たない。そういうことを踏まえれば、この「査定・差別昇給制度」を、来年1月からの導入を考えるなど到底無理がある。無理をして制度だけ導入すれば、管理職も含め学校現場に混乱をもたらすだけだ。
教職員課長:
 「昇給制度」は、給与構造改革の流れに沿って導入することになっている。宮城県では、三者共闘会議との交渉を経て、県条例ができた。県条例に基づいて任命権者としての施行が求められている。この間の交渉で、組合側から、制度に対する不安、疑問を伺った。県教委としては、運用の部分で配慮していくことなど、具体の説明を行ってきた。理解していただきたい。

 A(8号俸)・B(6号俸)昇給の評価をどう行うのか??
「具体的に説明しろ」の質問に対して県教委は回答できず 


 交渉では、県教委に対してA・Bの昇給を決定する評価方法について、交渉団から具体的に質問しました。教職員課長とのやりとりは以下の通りです。
 教職員課長の「公平・公正・客観性」が担保されるとは到底思えない回答に対し、交渉団の怒りは頂点に達し、「教員の仕事がどんなものなのか、さっぱりわかっていない」「課長は制度導入後にもたらされる混乱に責任をとれるのか?」と次々に野次と怒号が乱れ飛びました。

◎評価対象を勤務時間内だけでなく時間外も言っている。教員の中には家庭の事情で勤務時間終了と同時に帰り、自宅に持ち帰って仕事をする教員もいる。一方で、夜遅くまで生徒指導を行っている教員もいる。管理職が勤務成績を評価しようとした場合、誰をA・Bと評価するのだろうか。家庭の事情で退庁時間に帰らざるをえない教員は、『自分はAやBの昇給はないなぁ』と現場で話している。県教委は、学校現場の実情をふまえないで導入しようとしている。すぐにやめるべきだ。
◎職場の要求は、「査定・差別昇給制度」の導入ではなく、多忙の解消だ。教員の仕事は点数化できるものではない。もし点数化してしまえば、画一的な教育が横行することになる。これでは宮城の教育は良くならない。

11・6交渉ドキュメント

交 渉 団:A昇給をどのように評価するのか?
教職員課長:それぞれの職種で違う。
        それぞれの役割で努力していただいたことを評価する。

交渉団:
 A昇給(8号俸)になる勤務成績が極めて良好である職員の要件に「繁忙度、緊急度、困難度が高い業務を遂行した」とある。具体的には?
教職員課長:
 学校にはいろいろな職種と職責があって、勤務している。それぞれの内容は違う。それぞれの役割で努力していただいたことを評価する。
交渉団:
 どのように評価をおこなうのか?
教職員課長:
 学校には共通して達成していただく教育目標がある。いろんな役割の中で共同してとりくんで学校全体の業務が成り立っている。貢献度、意欲的に働いた方を判断して検討していく。
交渉団:
 学校では教職員がチームを組んで業務をこなしている。そこにA、Bの評価制度を入れるとどうなると思っているのか。前回の交渉で「死人が出る」と訴えた。学校の教育を壊すことになる。公正に評価できるのか?
教職員課長:
 ????(質問の回答にならない答弁を繰り返し行う。ほとんどの回答も同様に・・)
交渉団:
 学校ごとに違う教育条件の中でどのように評価するのか?
教職員課長:
 最終評価者は県教委だ。
交渉団:
 どのように教職員を評価するのか?
教職員課長:
 職種毎に示したい。実際に1年間の働き方がどうだったかをもって判断させていただく。
交 渉 団:
 評価する観点は?
教職員課長:
 いろんな状況をふまえ検討したい。
交渉団:
 評価する観点は?
教職員課長:
 いろんな状況をふまえ検討したい。
交渉団:
 たとえば生徒指導に追われる学校の職員を、どのように相対評価するのか?
教職員課長:
 チームワークを組んで生徒指導にとりくむことが大事だ。学校の中でどれだけ教育効果をあげたのか、その部分で、チームワークの貢献度をきちんと評価したい。
交渉団:
 生徒指導を行うには、担任として直接指導したり、親と相談したり、保健室で指導する職員がいるなど、いろんな役割がある。その人達の中の、だれをA評価にするのか?
教職員課長:
 子ども達との接し方、保護者との信頼関係をしっかり評価したい。
 
 このように、県教委が目途としている1月の制度導入直前の現段階においても具体的な評価方法を示すことができない始末です。交渉団からは安井教職員課長に対し、「導入やめろ」「撤回しろ」と怒りの声が消えることはありませんでした。
すべての職場で「査定・差別昇給制度」反対署名を
集めきり教育長の前に積み上げましょう。

Appendix

2007.1.1からの訪問者

プロフィール

Author:宮城高教組
仙台市青葉区柏木1丁目2-45
     フォレスト仙台4F
TEL 022(234)1335
FAX 022(273)1767

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