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「新昇給制度」導入するな! 11・25教育長交渉ドキュメント

「新昇給制度」導入するな! 11・25教育長交渉ドキュメント
 県教育長は、「新しい昇給制度」を導入することにより「学校の活性化につなげて行きたい」と明確に回答し、交渉団から、怒りの声が続出しました。この回答に対し、交渉団は、教育長に回答の撤回を迫り、教育長交渉は、「新昇給制度」導入問題についてのやりとりに終始しました。以下、高教組委員長と教育長とのやりとりを中心に交渉の様子を紹介します。

高教組委員長「ILO・ユネスコ勧告を踏まえて、誠意をもって交渉を行え!」
県教育長「制度をつくるのは管理運営事項。従来の特昇制度は交渉事項になる」

高教組委員長
 教育長にこの間の交渉での現場の声が届いているのか。査定・差別昇給制度を導入されたら、学校が壊される。また、多忙化に拍車がかかり「死人」が出るとの声も出している。聞いているのか。
県教育長
 新制度導入には、いろんな声があることは認識している。導入してみて、問題があれば直していくことが大事だ。
高教組委員長
 4月の来日調査を踏まえたILO・ユネスコ勧告(10月30日)では「業績ないし成果評価制度に関する意見聴取は、誠実な協議の対象でなくてはならない。同様に、特に業績評価の結果として、教員の給与と勤務条件に影響を及ぼす事項については、最終的に合意に至る交渉の対象でなくてはならない」としている。今後、誠意ある交渉をつくすのか。
県教育長
 制度の枠組みをつくるのは管理運営事項だ。従来の特別昇給制度を変えるとなれば、交渉事項になる。
高教組委員長
 「複数の学校で校長が『2010年1月から教育職へも入る』と説明している。これは、この間の交渉を踏まえない背信行為だ」
県教育長
「段階的に導入していきたい。無期限にやらないことではない」

高教組委員長
 複数の学校で学校長が「2010年1月から、教育職にも査定昇給制度が入る」と説明している。これは、この間の交渉を踏まえない、背信行為だ。
県教育長
 2009年1月のスタート時点では教育職へは導入しない。制度の趣旨を徹底させるには時間が必要。段階的に導入していきたい。無期限にやらないことではない。
交渉団
  「段階的に導入する」との教育長回答は、今までの交渉を振り出しに戻すものだ。教職員課長が回答したことと教育長が回答したことは違う。
高教組委員長
 教育長回答は、根本から間違っている。現場の実態も踏まえないで導入すれば、現場はどうなると思っているのか。我々は誠実に交渉しようと頑張ってきた。教育長回答でこれが崩れた。「段階的に導入する」との回答は組合をだましたことになる。今後、誠意を持って交渉に応ずるのか。
県教育長
 条例が改正されたのだから、制度の運用は適切にやらざるを得ない。

交渉団  「徹底した交渉を行うことを要求する」
県教育長「要求主旨を念頭において行っていきたい」

高教組委員長
 我々は誠意を持って交渉をすすめるつもりだったが、県教委と組合との関係は最悪の状態だ。県教委は組合を排除しようとしている。学校現場の声を無視して、強行することで宮城の教育をより良くしていけるのか。これで交渉を終わりにすることはできない。
県教育長
 現場の声を聞くのが当局だ。交渉については、法令の範囲内で行って行きたい。
交渉団
 徹底した交渉を行うことを要求する。当局提案が、交渉を通して提案どおりいかない場合もある。交渉期限を切らないで真摯に交渉を行ってほしい。
県教育長
 要求主旨を念頭において行っていきたい。


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